FOSTEXブランド50周年記念モデル
上位機の魅力をしっかりと落とし込んだプレミアムモデル
主役が際立つ音色づくりの巧みさが光る
フォステクスブランド創立50周年の記念モデル「TH808」が発売となりました。AVACヘッドホン横浜店にも展示機が導入されましたのでレビュー致します。
■特徴
・旗艦モデル「TH909」をベースに開発されたプレミアム・ヘッドホン
・ユニットは上位機譲りの50mmバイオダイナ振動板
・ハウジングにブラックウォルナットを採用
・日本国内製造
■旗艦モデル「TH909」の弟分だがキャラクターはしっかり
発売以来高い人気を維持している「TH909」。元は最高傑作と名高い「TH900Mk2」の改良&オープン型モデルとして発売されました。
最上位モデルとして市場を席捲」した2機種でしたが、その道のプロによる漆塗りのコストが反映され価格もハイエンドらしいものになっていました。
そして50周年記念モデルとして奮発して発売されたのが本『TH808』。
上位機同等の50mmネオジウムマグネット/バイオダイナ振動板の搭載！と聞いた時は驚いた半面ハウジングの違いで音は大丈夫かと思いましたが杞憂に終わります。
『TH808』は専用チューニングが行われる事で、『TH808』としての個性、音質特性を持って発売されました。
■上位機同等の装着感、木の良さを感じられるデザイン
ブラックウォールナットはしなやかで比較的重い木材です。その為『TH909』と比べると塗装はされていないにもかかわらず重量は10G重くなっています。
とはいえ10gは気になる事もなく、むしろ『TH909』と同等の高級合皮製のパッドのお陰か嫌味なく耳を包むパッドは心地よく、装着感は良好。
FOSTEX全体に言えますがアームはダイレクトに頭に来ますからその分重量感はダイレクトに来ます。好みが分かれますので一度試聴をしたい処。
■ドライバーメーカーの優しさを感じる鳴らしやすさ
『TH808』の価格帯になれば、購入するユーザーのアンプのグレードも多種多様。
純正付属のケーブルがアンバランス仕様な事からも様々なアンプが相手となります。
そこでFOSTEXヘッドホンの特徴『鳴らしやすさ』が活きてきます。「TH900Mk2」から採用された50mmドライバーは低抵抗な事もあり、
アンプの出力に過敏ではありません。アンプの6割ほどのパワーで十分な場合が多いでしょう。
ボリュームを上げるとダイナミックレンジが上がると共にボリュームが上がると言うよりはサウンドフィールドが広がっていく感覚です。
上記の特性ですのでアンプパワーはあればあるだけ良いですが、『TH808』の魅力は中堅クラスアンプでも十分体感出来るでしょう。
■特徴
・旗艦モデル「TH909」をベースに開発されたプレミアム・ヘッドホン
・ユニットは上位機譲りの50mmバイオダイナ振動板
・ハウジングにブラックウォルナットを採用
・日本国内製造
■旗艦モデル「TH909」の弟分だがキャラクターはしっかり
発売以来高い人気を維持している「TH909」。元は最高傑作と名高い「TH900Mk2」の改良&オープン型モデルとして発売されました。
最上位モデルとして市場を席捲」した2機種でしたが、その道のプロによる漆塗りのコストが反映され価格もハイエンドらしいものになっていました。
そして50周年記念モデルとして奮発して発売されたのが本『TH808』。
上位機同等の50mmネオジウムマグネット/バイオダイナ振動板の搭載！と聞いた時は驚いた半面ハウジングの違いで音は大丈夫かと思いましたが杞憂に終わります。
『TH808』は専用チューニングが行われる事で、『TH808』としての個性、音質特性を持って発売されました。
■上位機同等の装着感、木の良さを感じられるデザイン
ブラックウォールナットはしなやかで比較的重い木材です。その為『TH909』と比べると塗装はされていないにもかかわらず重量は10G重くなっています。
とはいえ10gは気になる事もなく、むしろ『TH909』と同等の高級合皮製のパッドのお陰か嫌味なく耳を包むパッドは心地よく、装着感は良好。
FOSTEX全体に言えますがアームはダイレクトに頭に来ますからその分重量感はダイレクトに来ます。好みが分かれますので一度試聴をしたい処。
■ドライバーメーカーの優しさを感じる鳴らしやすさ
『TH808』の価格帯になれば、購入するユーザーのアンプのグレードも多種多様。
純正付属のケーブルがアンバランス仕様な事からも様々なアンプが相手となります。
そこでFOSTEXヘッドホンの特徴『鳴らしやすさ』が活きてきます。「TH900Mk2」から採用された50mmドライバーは低抵抗な事もあり、
アンプの出力に過敏ではありません。アンプの6割ほどのパワーで十分な場合が多いでしょう。
ボリュームを上げるとダイナミックレンジが上がると共にボリュームが上がると言うよりはサウンドフィールドが広がっていく感覚です。
上記の特性ですのでアンプパワーはあればあるだけ良いですが、『TH808』の魅力は中堅クラスアンプでも十分体感出来るでしょう。
■ジャンルは選ばず。解像度路線ではない
上記のようにアンプ出力に頼る処はありませんが、その分フラットなサウンドに仕上がっています。
近年の人気モデルにありがちな研ぎ澄ましたような超高解像度なキャラクターではありません。
その性格は『TH909』も同様でしたが、ハウジングの個性を活かしてより聞き心地の良い音色に仕上がっています。
イーグルス【Hotel California】DSD版ではボーカルとベースが魅力的に感じられます。DSDの滑らかさ、聞き心地の良さが引き立ちます。
高域は無理に主張する事は無く、ボーカル等メインの中音域に重きを置いています。
■アンプの音色は忠実に受け止めるHiFiモニタータイプ
フラットな音色ながら、アンプの個性はしっかりと出してくれます。
ヘッドホン横浜店FiioR7とUD-505Xでは、R7のカリッとした海外系アンプの特性とTEACらしいフラット感が分かり易く出力されます。
クラシック、JAZZ、R&B、アニソンを含めた近代ポップスと、アンプと音源の相性、得手不得手も正しく描き出します。
ヘッドホンアンプ、DAPを複数持っている方はこの中立的なモニターサウンドは魅力的に感じて頂けると思います。
■総括
まさにFOSTEX、まさにJAPANサウンドと言える技術に裏付けられたバランスの取れたサウンドです。
上位機『TH909』の奥底の小粒な音を拾ってくるような情報量への探求は無いものの、ミドルグレードと考えれば十二分な解像感に、
役者を立てる聞き心地の良いサウンドは多くの方にご満足いただけると思います。
開放型ならではの詰まり感の無さも魅力的ですね。
唯一、物量投入が重量に比例し、昔ながらのヘッドバンドは重さがダイレクトに来る感覚で、重量感は好みが分かれる為、購入前に一度装着、試聴される事をオススメします。
ご試聴、ご検討は是非アバックヘッドホン横浜店、アバックＷＥＢショップへよろしくお願いいたします。
アバックの隠れ覆面レビュワー「ラビットBW」です。もしもネットでポチったらどうなるか？を一般消費者目線で忖度なしに「白黒」判定すべく自宅リポートします！
選りすぐりのアバック販売商品、レビュー一覧はこちらから！
上記のようにアンプ出力に頼る処はありませんが、その分フラットなサウンドに仕上がっています。
近年の人気モデルにありがちな研ぎ澄ましたような超高解像度なキャラクターではありません。
その性格は『TH909』も同様でしたが、ハウジングの個性を活かしてより聞き心地の良い音色に仕上がっています。
イーグルス【Hotel California】DSD版ではボーカルとベースが魅力的に感じられます。DSDの滑らかさ、聞き心地の良さが引き立ちます。
高域は無理に主張する事は無く、ボーカル等メインの中音域に重きを置いています。
■アンプの音色は忠実に受け止めるHiFiモニタータイプ
フラットな音色ながら、アンプの個性はしっかりと出してくれます。
ヘッドホン横浜店FiioR7とUD-505Xでは、R7のカリッとした海外系アンプの特性とTEACらしいフラット感が分かり易く出力されます。
クラシック、JAZZ、R&B、アニソンを含めた近代ポップスと、アンプと音源の相性、得手不得手も正しく描き出します。
ヘッドホンアンプ、DAPを複数持っている方はこの中立的なモニターサウンドは魅力的に感じて頂けると思います。
■総括
まさにFOSTEX、まさにJAPANサウンドと言える技術に裏付けられたバランスの取れたサウンドです。
上位機『TH909』の奥底の小粒な音を拾ってくるような情報量への探求は無いものの、ミドルグレードと考えれば十二分な解像感に、
役者を立てる聞き心地の良いサウンドは多くの方にご満足いただけると思います。
開放型ならではの詰まり感の無さも魅力的ですね。
唯一、物量投入が重量に比例し、昔ながらのヘッドバンドは重さがダイレクトに来る感覚で、重量感は好みが分かれる為、購入前に一度装着、試聴される事をオススメします。
ご試聴、ご検討は是非アバックヘッドホン横浜店、アバックＷＥＢショップへよろしくお願いいたします。
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TH808 FOSTEX [フォステクス] プレミアム・ヘッドホン 下取り査定額20%アップ実施中！
￥168,300
税込
商品コード： TH808
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