ページトップ

国内最大級のホームシアター&オーディオ専門店アバックが運営する公式オンラインショップ。

アナログレコードの始め方【代表する3つの機材。選び方のポイント】



ようこそアナログレコードの世界へ。

今回はアナログレコードを始めるにあたって核となる3つの機材の基礎についてご紹介しましょう。

プレイヤーこだわりの選びかた
まず大きく分けてレコードプレーヤーには大きく分けて2つの種類があります。

レコードを回転させる方法の『ベルトドライブ』と『ダイレクトドライブ』です。

『ベルトドライブ』は微振動の発生を抑える事が出来ますが、ベルト交換などパーツ交換が必要です。
対して『ダイレクトドライブ』では微振動は多少多いですが、回転ムラが少なく耐久性も高く長く使い続ける事が出来ます。

これまでどちらが良いのか古くから論争が起こっていましたが、数年前は海外勢のプレーヤーが市場に多く、『ベルトドライブ』全盛でした。これは超高精度&低振動のレコード専用モーターの量産が行われていない為、『ダイレクトドライブ』高品質モデルが少数の日本メーカーのみであった事に起因します。

しかしレコード人気の再燃から専用モーター生産量が増え、特に日本国内各社が魅力的な『ダイレクトドライブ』モデルを発売するようになりました。しかし海外各社の『ベルトドライブ』モデルも価格を問わず性能やクオリティが大幅に向上しており、故障率も低減した事から価格帯やデザインでも選べる良い時代と言って良いでしょう。
ドライブ方法に関わらず気を付けたいのは『適応カートリッジ重量』です。これにより対応するカートリッジにも制約が生まれます。長期的に購入したいカートリッジがある場合はそのカートリッジを想定したアームとウェイトを持つプレーヤーを購入しましょう。

カートリッジこだわりの選び方

こちらも2つの種類にまず分けられます。『MM(VM)カートリッジ』と『MCカートリッジ』です。
2つの特徴として

『MM(VM)カートリッジ』
AVアンプや低価格プリメインアンプなどの標準搭載のPhono端子にもそのまま接続出来、機械も増えず導入しやすい。音はダイナミックで元気ですが、細かな音の表現や情報量では『MCカートリッジ』に劣ります。手軽に購入出来る価格帯がある事もメリットですね。
MM型カートリッジにはメーカー毎に5種類程の構造があり、日本を代表するAudioTechica社はVMと呼ばれる構造となっています。

余談ですが、MMカートリッジは特許戦争の背景もあり、エンパイア、シュアーやエラックなど海外メーカーのパテント対策との戦いの中、AudioTechica社は日本を代表するMMカートリッジメーカーとなったのです。


『MCカートリッジ』
こだわりのカートリッジチョイスの代名詞。音となる電気の増幅力が弱い為、昇圧トランスやフォノアンプなどオプション機材が必要となる場合は多いですが、音の粒立ちや情報量が『MMカートリッジ』に比べ圧倒的に向上します。
昇圧トランスやフォノアンプでの音質変化や向上が楽しめる為、アナログを探求するなら是非選びたいカートリッジです。
以上のように『MCカートリッジ』はメリットも多いですが、『MMカートリッジ』に比べ重量が重い製品が多く、レコードプレーヤーのアーム対応重量の確認が必要です。

昇圧トランス/フォノイコライザー
『フォノイコライザー』は「フォノアンプ」、「ヘッドアンプ」などとも総称されますが同じ意味合いとなります。
フォノイコライザーは今やAVアンプも含めた多くのアンプ類に標準搭載されるようになりましたが、単体ならではの音質の向上やカートリッジに対する電圧増幅力、フィルターによる音の変化を楽しむ事が出来ます。

『昇圧トランス』は基本的に『MCカートリッジ』専用のオプションとなり、プリメインアンプなどのPhono入力の増幅力不足を補い、音を正しく補正する事を目的としています。

アンプやフォノイコライザーがMCカートリッジに対応していれば基本必要ありません。

カートリッジ以上に価格帯の広い本ジャンル。行っている事は全て同じですが、増幅方法や出力端子などで価格も大きく変化します。ハイエンドモデルには真空管式のフォノイコライザーもあり、選択の幅が更に広がります。


如何でしたでしょうか。
難しく見えがちなアナログレコードですが、学びと音を出すまでの行程にこそ楽しさがあります。

AVACでは魅力的なアナログレコード機器を多数取り揃えております。
あなたに最適な製品をご相談、お探し下さい。

PD-191A LUXMAN [ラックスマン] ベルトドライブアナログプレーヤー 下取り査定額20%アップ実施中!

通常価格:¥990,000 税込
¥861,300 税込
商品コード: PD191A
数量
カートに追加しました。
カートへ進む