プロジェクター「短焦点」「超短焦点」って?
TVを置きたくない人の選択肢として、
いまプロジェクターが大注目の低価格モバイルプロジェクターや、
壁から数十cmに大画面を投写できる超短焦点プロジェクターの登場によって、
導入へのハードルが下がったためと言えるでしょう。
ところで、「短焦点」「超短焦点」とは、これまでのプロジェクターと具体的にどう違うのでしょうか?
>プロジェクターの焦点距離…これまでは8畳でも100インチ止まり
せっかくホームシアターをするなら、部屋の壁いっぱいに映像を映したいですよね。
でも、家庭用プロジェクターの分野で画面サイズをそれほど稼げなかった最大の原因は、
プロジェクターの最短投写距離による制約があったからです。
従来のプロジェクター(ここでは『長焦点』と呼ぶことにします)は、
100インチを投写するのにおおよそ3m必要でした。
すると必然的に6畳間を縦長に使って100インチ、10畳で120インチを投写するのがせいぜいでした。

6畳や8畳では100インチ(TVと同じ16:9の画角)が精一杯。
両脇にスピーカーを置く等を考えるとこのぐらいが現実的です。
そうすると100インチで見るなら、
映画館と同様に視聴位置よりも後方にプロジェクターを置いて投写することになります。
ということは、プロジェクターから真っ直ぐ映像を投写する(直投)と、観る人が映像に被ります。
それを避けるためには僅かに下向きに角度を付けて投写し、後ろの棚や天井に設置するのが常套手段となります。
これに対し、プロジェクター本体を目の前のテーブルに設置したいというニーズもあるでしょう。
使うときだけ設置して、終わったら仕舞う…オフィス向けのモバイルプロジェクターがこのパターンです。
もっとも、この程度ではふつう「短焦点」プロジェクターとは呼びません。
>短焦点と超短焦点の定義
エプソンのビジネスプロジェクターのカタログを見るとEB-L210SWが短焦点デスクトップモデルとして挙げられており、
「教卓から黒板までの距離」を「短焦点」と考えていることがわかります。
その投写距離は、80インチ(16:9)で85.4cm。

EPSON EB-L200SW EPSON
そして「超短焦点」になると、それよりもっと投写距離が短いので、壁面近くに寄って設置できます。
エプソンのHPによると、投写面からプロジェクターまでの距離が50cm以下で80インチ投写できるものを
超短焦点と定義しています。
<超短焦点投写技術>

従来のプロジェクターは視聴位置より後方に設置する必要がありましたが短焦点は自分の眼前に設置。
80インチで2mぐらいが一般的ですが、短焦点、超短焦点になると長焦点にも負けないサイズが得られます。
たとえば、ちょっと型落ちの超短焦点プロジェクターEB-800Fは、
80インチ(16:9)で49cmなのでこの定義には叶います。
しかし実際家庭で使うには、100インチで「本体」と壁の距離が38cm必要で、中途半端な印象。
歪みも少ない非常に立派なレンズを使っており高画質なのですが…。
それに対し超短焦点プロジェクターの新製品 EH-LS800 は80インチで本体と壁の距離がなんと2.5cm!
内部の特殊ミラーで反射させて見かけ上の投写距離を稼ぐ方法により実現しました。
ただ、基本的にズームができない「単」焦点。
映像のサイズは、本体と壁の距離を変えることで調整します。
このような「単」焦点、つまりズームができないプロジェクターは、
最近廉価に流通しているモバイルプロジェクターも同様です。
製品数は数あれど同様のチップセットを使っていると思われるDLP方式のこの手のプロジェクターでは、
80インチの投写距離が2m程度です。
>「短焦点」「超短焦点」で、プロジェクターがレイアウトフリーに
もちろん画質最優先で選ぶならば、
レンズの中心を使いズームの効く長焦点プロジェクターが有利なことは揺るぎません。
ただ、それとは逆に、間取りやインテリアから短焦点ないし超短焦点プロジェクターの中から、
選び取るという考え方も新たな選択肢として歓迎すべきです。
長焦点プロジェクターを選ぶ代わりに予算を、
超短焦点プロジェクター専用スクリーンに振り分けて部屋を横長に使い、
さらなる大画面と高画質の両立を狙うという手法もアリではないかと思うのです。
TVとは全く違った魅力のあるプロジェクターの大画面。
TVを超短焦点プロジェクターに置き換えることで映画やドラマ・ライヴ映像などで、
等身大以上の“推し”に目を輝かせる日常に一歩踏み出してみませんか。
いまプロジェクターが大注目の低価格モバイルプロジェクターや、
壁から数十cmに大画面を投写できる超短焦点プロジェクターの登場によって、
導入へのハードルが下がったためと言えるでしょう。
ところで、「短焦点」「超短焦点」とは、これまでのプロジェクターと具体的にどう違うのでしょうか?
>プロジェクターの焦点距離…これまでは8畳でも100インチ止まり
せっかくホームシアターをするなら、部屋の壁いっぱいに映像を映したいですよね。
でも、家庭用プロジェクターの分野で画面サイズをそれほど稼げなかった最大の原因は、
プロジェクターの最短投写距離による制約があったからです。
従来のプロジェクター(ここでは『長焦点』と呼ぶことにします)は、
100インチを投写するのにおおよそ3m必要でした。
すると必然的に6畳間を縦長に使って100インチ、10畳で120インチを投写するのがせいぜいでした。
6畳や8畳では100インチ(TVと同じ16:9の画角)が精一杯。
両脇にスピーカーを置く等を考えるとこのぐらいが現実的です。
そうすると100インチで見るなら、
映画館と同様に視聴位置よりも後方にプロジェクターを置いて投写することになります。
ということは、プロジェクターから真っ直ぐ映像を投写する(直投)と、観る人が映像に被ります。
それを避けるためには僅かに下向きに角度を付けて投写し、後ろの棚や天井に設置するのが常套手段となります。
これに対し、プロジェクター本体を目の前のテーブルに設置したいというニーズもあるでしょう。
使うときだけ設置して、終わったら仕舞う…オフィス向けのモバイルプロジェクターがこのパターンです。
もっとも、この程度ではふつう「短焦点」プロジェクターとは呼びません。
>短焦点と超短焦点の定義
エプソンのビジネスプロジェクターのカタログを見るとEB-L210SWが短焦点デスクトップモデルとして挙げられており、
「教卓から黒板までの距離」を「短焦点」と考えていることがわかります。
その投写距離は、80インチ(16:9)で85.4cm。
EPSON EB-L200SW EPSON
そして「超短焦点」になると、それよりもっと投写距離が短いので、壁面近くに寄って設置できます。
エプソンのHPによると、投写面からプロジェクターまでの距離が50cm以下で80インチ投写できるものを
超短焦点と定義しています。
<超短焦点投写技術>
従来のプロジェクターは視聴位置より後方に設置する必要がありましたが短焦点は自分の眼前に設置。
80インチで2mぐらいが一般的ですが、短焦点、超短焦点になると長焦点にも負けないサイズが得られます。
たとえば、ちょっと型落ちの超短焦点プロジェクターEB-800Fは、
80インチ(16:9)で49cmなのでこの定義には叶います。
しかし実際家庭で使うには、100インチで「本体」と壁の距離が38cm必要で、中途半端な印象。
歪みも少ない非常に立派なレンズを使っており高画質なのですが…。
それに対し超短焦点プロジェクターの新製品 EH-LS800 は80インチで本体と壁の距離がなんと2.5cm!
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ただ、基本的にズームができない「単」焦点。
映像のサイズは、本体と壁の距離を変えることで調整します。
このような「単」焦点、つまりズームができないプロジェクターは、
最近廉価に流通しているモバイルプロジェクターも同様です。
製品数は数あれど同様のチップセットを使っていると思われるDLP方式のこの手のプロジェクターでは、
80インチの投写距離が2m程度です。
>「短焦点」「超短焦点」で、プロジェクターがレイアウトフリーに
もちろん画質最優先で選ぶならば、
レンズの中心を使いズームの効く長焦点プロジェクターが有利なことは揺るぎません。
ただ、それとは逆に、間取りやインテリアから短焦点ないし超短焦点プロジェクターの中から、
選び取るという考え方も新たな選択肢として歓迎すべきです。
長焦点プロジェクターを選ぶ代わりに予算を、
超短焦点プロジェクター専用スクリーンに振り分けて部屋を横長に使い、
さらなる大画面と高画質の両立を狙うという手法もアリではないかと思うのです。
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税込
商品コード: EHLS800W
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