ページトップ

国内最大級のホームシアター&オーディオ専門店アバックが運営する公式オンラインショップ。



AVアンプにとってHDMI2.1の意味とは


皆様こんにちはアバック中古WEBショップ小宮です。

長い歴史のあるAVアンプも2023年、1つの転機を迎えつつあります。 

それが【HDMI2.1】の到来です。

映像、音声、連動信号とHDMIが担う役割は多岐に渡りますが、AVアンプはその中継点です。
8Kや新たな連動規格の立ち上がりの時期である今、果たして【HDMI2.1】はAVアンプに必要なのか。
新旧問わず様々な製品をラインナップするアバック中古WEBショップの視点からご案内致しましょう。
《HDMI2.1って?》

まず【HDMI2.1】とはどういった規格なのでしょうか。

【HDMI2.1】とは
HDMI 2.0に比べて、最大48Gbpsの帯域幅をサポートし、8K解像度(7680x4320)で120Hzのフレームレート、4K解像度(3840x2160)で240Hzのフレームレートを伝送することができます。
また、eARC(Enhanced Audio Return Channel)VRR(Variable Refresh Rate)などの新しい相互連動機能をサポート。
eARCは、HDMI経由でドルビーアトモスやDTS:Xなどのオブジェクトベースオーディオを伝送することができます。
VRR(可変リフレッシュレート)とは、ディスプレイのリフレッシュレートをゲームのフレームレートに合わせて動的に変更する技術です。
HDMI 2.1は、PS5やXbox Series Xなどの最新ゲーム機や、8Kテレビなどの高解像度テレビでサポートされています。

以上のようにHDMI2.1は映像の最大対応解像度の向上以外にも便利な機能がしっかりと搭載されている訳です。
《HDMI2.1はどのAVアンプユーザーに必要か》


それでは2023年現在、HDMI2.1はどのようなAVアンプユーザーに必要となるのでしょうか。

1. 最新ゲーム機を主体とした4K120Hz解像度のコンテンツを利用されている方

2. eARC に対応しているため、Dolby Atmos や DTS:X などのオブジェクトオーディオをテレビから AV アンプに伝送したい方。

3. 8Kディスプレイを利用し、本格的PCでの動画、ゲームなど8Kコンテンツを早くから楽しまれている方。

特に2番のeARCはTVシアターユーザーは待ち望まれていた方も多いかもしれませんね。配信コンテンツにもオブジェクトオーディオが増えている中、
TVとAVアンプ以外の機器をわざわざ操作しなくてもよいという利便性を求めているユーザーは確実にいるでしょう。
《4Kコンテンツメインなら中古AVアンプもあり!》


4Kコンテンツ全盛期となり、更には8Kディスプレイ普及の遅れや、コンテンツ不足を見れば【HDMI2.0】で十分というユーザーも多いのではないでしょうか。
HDMI2.0は

・4K 解像度 (3840x2160) と HDR に対応
・最大 18 Gbps のデータ転送速度
・eARCの一部サポート
・HDCP 2.2 サポート

と現代の4Kコンテンツを楽しむにはほぼ完璧な体制となっています。
1~3世代ほど前の世代となる為中古AVアンプは大変お買い得です。
2023年6月時点で現行AVアンプの大半がHDMI2.1に対応しています。一部機能がオミットされている点も指摘されていますが、
AVアンプメーカーは各社対策に誠意対応しており、過渡期とはいえ購入においての課題点は少ないと思います。

もちろん、予算によっては中古4K対応AVアンプもしっかり活躍してくれるでしょう。

どうぞ皆様映像、サラウンド共に楽しいシアターライフをお楽しみ下さい。
それではまた!