[自宅レビュー!]ポークオーディオ Reserve R100
量販店じゃ絶対分からない、低域のスピード感&スケール感
大迫力の音場。ホームシアターにシリーズで揃えたい
覆面レビュワー「ラビットBW」です。今回も消費者目線で忖度なしに「白黒」判定すべく、自宅リポートします。
今回は、まだまだ日本では馴染みの薄い「Polk Audio(ポーク・オーディオ)」のリーズナブルなライン「Reserve」シリーズ、中でももっともコンパクトな「R100」をレビューします。これが、ちっちゃくてお手頃なのに、とんでもない技術力のカタマリによるハイスピード&ハイスケールサウンドでした!
[特徴]
●「R100」のポイント
・独創的なハイテク技術満載
・マルチチャンネルを同じReserveシリーズで組める
・驚きのコストパフォーマンス
●実際使ってみたら凄かった!
・サイズを超えたスケール感&広大な音場感
・ブーストしたようなハイスピード低音
・味付けなしのクリアーな中音域
・置き台の影響を受けにくい堅牢なエンクロージャー
●こんな人には別モデルの方がいいかも
・細かい定位感、解像感、音像にこだわる人
・中音域が張り出してほしい人、帯域フェチっぽい聴き方を好む人
今回は、まだまだ日本では馴染みの薄い「Polk Audio(ポーク・オーディオ)」のリーズナブルなライン「Reserve」シリーズ、中でももっともコンパクトな「R100」をレビューします。これが、ちっちゃくてお手頃なのに、とんでもない技術力のカタマリによるハイスピード&ハイスケールサウンドでした!
[特徴]
●「R100」のポイント
・独創的なハイテク技術満載
・マルチチャンネルを同じReserveシリーズで組める
・驚きのコストパフォーマンス
●実際使ってみたら凄かった!
・サイズを超えたスケール感&広大な音場感
・ブーストしたようなハイスピード低音
・味付けなしのクリアーな中音域
・置き台の影響を受けにくい堅牢なエンクロージャー
●こんな人には別モデルの方がいいかも
・細かい定位感、解像感、音像にこだわる人
・中音域が張り出してほしい人、帯域フェチっぽい聴き方を好む人
■半世紀の歴史を誇る老舗「Polk Audio」のミニマルサイズ
「Polk Audio」は、日本での知名度はまだまだ高いとは言えないのですが、世界的にはメジャーなスピーカー専業メーカー。アメリカのジョンズ・ホプキンス大学で出会った気鋭の若者たちが「独創的な技術でリーズナブルな最高のスピーカーを作ろう」と1972年に興して以来、実に半世紀の歴史を持つなかなかの老舗です。長らく日本では恵まれた取り扱いを受けていたとは言えない状況でしたが、2020年にD&Mホールディングスが国内正規代理店となって、遂に日の目を見たと言っていいでしょう。
今回試聴する「R100」は、トールボーイ3種類、ブックシェルフ2種類、センター3種類、ハイト&壁掛け1種類を揃える中級価格帯な「Reserve」シリーズのなかでも最小モデル。5.25インチ(約13.3cm)ウーファーとトゥイーターを組み合わせたブックシェルフです。
2chオーディオで使用するなら、もうひとつ上のブックシェルフ「R200」の方が、ウーファーサイズ=ロクハン(6.5インチ=約16.5cm)なのでいいかも・・・とか、トールボーイをメインに据えてホームシアターのマルチチャンネルとしてシリーズで揃えるにも良さそうだなあ・・・などと想像しながら、試聴をスタートします。
■小型ホットハッチばりの実力「ゴメン見くびってた・・・」
暖機運転がてら繋いで再生したのは、ストラヴィンスキー「春の祭典」。ハイエンド系のオーディオショウとかでよく掛かる、キュンキュン、どっかんどっかんいう、アレです。けっこうボリュウムを上げる必要はあるのですが、驚くことに、破綻することなくバランスを保ったままついてきます。

ウーファーのピストン運動が凄まじい!
スピード感はあるのですが、弦や金管が耳に付くことなく切れ味鋭く、なによりも中低域がもたつくことなく吹き出してくる感じ。車で言うところの“小型ホットハッチ”といった印象で、7万円という価格から抱いていた先入観に「ゴメン見くびってた・・・」と平謝りしました。

接続はシングルワイヤリング
■技術的な裏付けがそのまま音に生きる
いつもこのレビューでは、蘊蓄は控え、できるだけ「実際に触れた、聴いた印象だけ」を記すことにしています。どんな部品や技術を使ってようが、使う側にとってはカッコ良くて音が良ければいいんで関係ないですからね。でもこのサウンドには、ポークオーディオならではの独創的な技術の裏付けが分かりやすく寄与していると考えたので、「Polk Audio」というブランドの紹介がてら、技術的な裏付けをカンタンに説明しておきます。
まずユニット。
ウーファーは、表面にひねりが加わった「タービン形状」を採用しています。音とは空気の波ですが、タービンのように羽根車形状にすることで、いわば風車で空気の波動を噴出するようです。振動板の強度と内部損失を増したことで、中音域を自然に再現しているのだと思われます。フォステクスのHR振動板を思い起こさせますね。

それと対になっていると思われるのが、バスレフポートに採用されている特許技術「X-Port」。見るからにジェットエンジンのような出で立ちで、クリーンでスピード感ある中低域を支えていそうです。

高音域を担うトゥイーターは、「ピナクル・リング・ラジエター・トゥイーター」。耳にビーム状に届くようにきこえる一般的なドームトゥイーターとは違う、拡散性に優れた音場感を感じさせます。
「Polk Audio」は、日本での知名度はまだまだ高いとは言えないのですが、世界的にはメジャーなスピーカー専業メーカー。アメリカのジョンズ・ホプキンス大学で出会った気鋭の若者たちが「独創的な技術でリーズナブルな最高のスピーカーを作ろう」と1972年に興して以来、実に半世紀の歴史を持つなかなかの老舗です。長らく日本では恵まれた取り扱いを受けていたとは言えない状況でしたが、2020年にD&Mホールディングスが国内正規代理店となって、遂に日の目を見たと言っていいでしょう。
今回試聴する「R100」は、トールボーイ3種類、ブックシェルフ2種類、センター3種類、ハイト&壁掛け1種類を揃える中級価格帯な「Reserve」シリーズのなかでも最小モデル。5.25インチ(約13.3cm)ウーファーとトゥイーターを組み合わせたブックシェルフです。
2chオーディオで使用するなら、もうひとつ上のブックシェルフ「R200」の方が、ウーファーサイズ=ロクハン(6.5インチ=約16.5cm)なのでいいかも・・・とか、トールボーイをメインに据えてホームシアターのマルチチャンネルとしてシリーズで揃えるにも良さそうだなあ・・・などと想像しながら、試聴をスタートします。
■小型ホットハッチばりの実力「ゴメン見くびってた・・・」
暖機運転がてら繋いで再生したのは、ストラヴィンスキー「春の祭典」。ハイエンド系のオーディオショウとかでよく掛かる、キュンキュン、どっかんどっかんいう、アレです。けっこうボリュウムを上げる必要はあるのですが、驚くことに、破綻することなくバランスを保ったままついてきます。
ウーファーのピストン運動が凄まじい!
スピード感はあるのですが、弦や金管が耳に付くことなく切れ味鋭く、なによりも中低域がもたつくことなく吹き出してくる感じ。車で言うところの“小型ホットハッチ”といった印象で、7万円という価格から抱いていた先入観に「ゴメン見くびってた・・・」と平謝りしました。
接続はシングルワイヤリング
■技術的な裏付けがそのまま音に生きる
いつもこのレビューでは、蘊蓄は控え、できるだけ「実際に触れた、聴いた印象だけ」を記すことにしています。どんな部品や技術を使ってようが、使う側にとってはカッコ良くて音が良ければいいんで関係ないですからね。でもこのサウンドには、ポークオーディオならではの独創的な技術の裏付けが分かりやすく寄与していると考えたので、「Polk Audio」というブランドの紹介がてら、技術的な裏付けをカンタンに説明しておきます。
まずユニット。
ウーファーは、表面にひねりが加わった「タービン形状」を採用しています。音とは空気の波ですが、タービンのように羽根車形状にすることで、いわば風車で空気の波動を噴出するようです。振動板の強度と内部損失を増したことで、中音域を自然に再現しているのだと思われます。フォステクスのHR振動板を思い起こさせますね。
それと対になっていると思われるのが、バスレフポートに採用されている特許技術「X-Port」。見るからにジェットエンジンのような出で立ちで、クリーンでスピード感ある中低域を支えていそうです。
高音域を担うトゥイーターは、「ピナクル・リング・ラジエター・トゥイーター」。耳にビーム状に届くようにきこえる一般的なドームトゥイーターとは違う、拡散性に優れた音場感を感じさせます。
■ぶち込むほどビンビンに応えてくれる、驚愕のスケール感
前説はこのぐらいにして、具体的な試聴に入ります。
今回の再生機器は、ソニーのUHD-BDプレーヤー「UBP-X800M2」のHDMI出力をヤマハのAVプリ「CX-A5200」でDAし、独Accustic Artsプリメイン「Power1 MK3」のパススルーに入れる(パワーアンプとして使う)こととします。比較的滑らかかつマイルドでフラットな音調が、ソースや機器の違いを分かりやすくしてくれるので気に入っています。
最初の暖機運転では、小柄ながらダイナミックレンジとスピード感のあるソースで実力を発揮しそうな予感がしました。結構ボリュウムを上げる必要があり、ものすごい大食らいですが、ピアニシモ〜フォルテシモのコントラスト、スピード感に独自性を感じたのです。
結論を言ってしまうと、シビアな定位感や詳らかな表現というよりも、とにかくスケール感とスピードが凄い。ダイナミックレンジとレスポンス重視といったところでしょうか。
通常、手頃な価格帯のブックシェルフスピーカーは、エンクロージャー自体のいわゆる箱鳴りみたいなものも使って膨よかに聴かせたりするのですが、「R100」はカッチカチのエンクロージャー。その分、「X-Port」と呼ばれる後ろのジェットエンジンのような見た目のバスレフポートが「ものすごく」効いているのでしょう、中低域をこもりなく吐き出してくるのです。
たとえば、映画音響なども手掛けるピアニストで作曲家のアルベルト・ギノバルトの『ピアノ協奏曲No.1』は、静謐でロマンティックなピアノソロと、壮大なオーケストラとの力強く多分にビジュアリスティックなシーンを、頻繁に行き来する起伏の激しい作品ですが、大音量でもまったく破綻することなく、大型スピーカー顔負けにこなします。13cmウーファーですから物理的に地を這うような重低音は出ていないはずですが、作品のエッセンスをちゃんと表現してくれます。
稲本響『どうする家康メインテーマ〜暁の空〜』でもスケール感は良好。もともと音場的にはやや平板なつくりですが、中域が低音にマスキングされることなく、クリアーに聞き取れるので、作り込まれた音の景色はよく見えました。
POPSも、とにかくパワフルでハイスピードにリズムを刻みます。ボリュウムを上げすぎると、エコーが強調された女声ではやや飽和しがちですが、それでも「サ行」が耳に付く感じにならないのが不思議。先っちょの尖った「ピナクル・トゥイーター」が、一般的なドームトゥイーターよりも、うまく高域を拡散しているためだと推察します。しかも女声でも少し低い音域は、やはり低音が被らないため、妙に生々しい。可愛かずみの『春感ムスメ』なんてドキドキしちゃいます。
■ホームシアターでも華やかで、音場豊か
映像ソフトも視聴してみます。
ライブBD「Sound Stage Peter Cetera with Amy Grant」では、ピーターの艶やかでハイトーンの男声、エイミーのややハスキーな女声をバランス良く捉えながら、バックのバンドとオーケストラの深い音場を描くのがすごく上手い。またここでは、弦楽器がスケール感を出していますが、トライアングルのチリリンやタンバリンのシャララン、オーケストラの金管が華やかで、「ピナクル」トゥイーターの特徴がよく出ています。やっぱりこういう音場広めのオーケストラ編成などが得意なんだなと再認識。
UHD BD映画「TAR/ター」は、各シーンでの細かい背景音が、主人公・ターのその時々の心情を詳らかにする作品。ノイズまみれの都会との対比で、自然の中に音楽の本質を見いだし人間性を回復していく・・・ホームシアターならではの作品鑑賞に没入できますが、「ピナクル」トゥイーターの華やかに拡散する表現力が、この作品の重要な繊細な背景音を鮮明にあぶり出します。また、圧縮して吹き出すようなウーファーと「X-Port」の低音域のカタマリは、場面転換時の電車や車の走行音、扉やドアを開閉する音といった作品のアクセントになるフレーズを、量感豊かかつハイスピードに表現するので、作品自体をきわめてサスペンスフルに描いてくれます。
映像ソフトでももう一度POPSとの相性をみるためにライブBD「Hello! Project 2023 Winter ~TWO OF US~」で女声を確認しましょう。23年2月に中野サンプラザで行われた無歓声ライブなので、生歌の声がよく聴こえます。やはりさきほどのCDの印象同様、やや高音域が華やかに拡がりますが、演色は一切ないのが好印象。たくさん登場する各メンバーの声の違いもしっかり描き分けます。打ち込み系の低音域のリズムがハイスピードに弾け、中域に被らないようチューニングされているので声が明瞭、とても聴きやすいです。
■強力な低音にビックリ!お好みで鉄製スタンドも
ちなみに、このスピーカーに限ったことではありませんが、ブックシェルフスピーカーは置き場所やスタンド等で大きな違いが生じます。今回も大きくサウンドを変えてしまうインシュレーター等は使わず、木製のデスクや家具に直置きしています。
とくにこのモデルの場合、背面にある「X-Port」がかなりのキモと思われるで、後ろは壁から離すことが大切で、本棚に押し込んだりするのはNGです。
エンクロージャーは結構堅牢なので、木製のラックや棚の上に置いても、よほどバンピーでなければ影響は少なそうです。

底部にはゴムのフットが付いています。しっかりした棚の上なら直置きでも実力を発揮します
もっとも低音域は強力なので、スピード感を生かして引き締めたい人であれば、しっかりした鉄のスタンドがよさそうです。

堅牢な鉄製スタンド等の上に置くとスピード感アップ!
前説はこのぐらいにして、具体的な試聴に入ります。
今回の再生機器は、ソニーのUHD-BDプレーヤー「UBP-X800M2」のHDMI出力をヤマハのAVプリ「CX-A5200」でDAし、独Accustic Artsプリメイン「Power1 MK3」のパススルーに入れる(パワーアンプとして使う)こととします。比較的滑らかかつマイルドでフラットな音調が、ソースや機器の違いを分かりやすくしてくれるので気に入っています。
最初の暖機運転では、小柄ながらダイナミックレンジとスピード感のあるソースで実力を発揮しそうな予感がしました。結構ボリュウムを上げる必要があり、ものすごい大食らいですが、ピアニシモ〜フォルテシモのコントラスト、スピード感に独自性を感じたのです。
結論を言ってしまうと、シビアな定位感や詳らかな表現というよりも、とにかくスケール感とスピードが凄い。ダイナミックレンジとレスポンス重視といったところでしょうか。
通常、手頃な価格帯のブックシェルフスピーカーは、エンクロージャー自体のいわゆる箱鳴りみたいなものも使って膨よかに聴かせたりするのですが、「R100」はカッチカチのエンクロージャー。その分、「X-Port」と呼ばれる後ろのジェットエンジンのような見た目のバスレフポートが「ものすごく」効いているのでしょう、中低域をこもりなく吐き出してくるのです。
たとえば、映画音響なども手掛けるピアニストで作曲家のアルベルト・ギノバルトの『ピアノ協奏曲No.1』は、静謐でロマンティックなピアノソロと、壮大なオーケストラとの力強く多分にビジュアリスティックなシーンを、頻繁に行き来する起伏の激しい作品ですが、大音量でもまったく破綻することなく、大型スピーカー顔負けにこなします。13cmウーファーですから物理的に地を這うような重低音は出ていないはずですが、作品のエッセンスをちゃんと表現してくれます。
稲本響『どうする家康メインテーマ〜暁の空〜』でもスケール感は良好。もともと音場的にはやや平板なつくりですが、中域が低音にマスキングされることなく、クリアーに聞き取れるので、作り込まれた音の景色はよく見えました。
POPSも、とにかくパワフルでハイスピードにリズムを刻みます。ボリュウムを上げすぎると、エコーが強調された女声ではやや飽和しがちですが、それでも「サ行」が耳に付く感じにならないのが不思議。先っちょの尖った「ピナクル・トゥイーター」が、一般的なドームトゥイーターよりも、うまく高域を拡散しているためだと推察します。しかも女声でも少し低い音域は、やはり低音が被らないため、妙に生々しい。可愛かずみの『春感ムスメ』なんてドキドキしちゃいます。
■ホームシアターでも華やかで、音場豊か
映像ソフトも視聴してみます。
ライブBD「Sound Stage Peter Cetera with Amy Grant」では、ピーターの艶やかでハイトーンの男声、エイミーのややハスキーな女声をバランス良く捉えながら、バックのバンドとオーケストラの深い音場を描くのがすごく上手い。またここでは、弦楽器がスケール感を出していますが、トライアングルのチリリンやタンバリンのシャララン、オーケストラの金管が華やかで、「ピナクル」トゥイーターの特徴がよく出ています。やっぱりこういう音場広めのオーケストラ編成などが得意なんだなと再認識。
UHD BD映画「TAR/ター」は、各シーンでの細かい背景音が、主人公・ターのその時々の心情を詳らかにする作品。ノイズまみれの都会との対比で、自然の中に音楽の本質を見いだし人間性を回復していく・・・ホームシアターならではの作品鑑賞に没入できますが、「ピナクル」トゥイーターの華やかに拡散する表現力が、この作品の重要な繊細な背景音を鮮明にあぶり出します。また、圧縮して吹き出すようなウーファーと「X-Port」の低音域のカタマリは、場面転換時の電車や車の走行音、扉やドアを開閉する音といった作品のアクセントになるフレーズを、量感豊かかつハイスピードに表現するので、作品自体をきわめてサスペンスフルに描いてくれます。
映像ソフトでももう一度POPSとの相性をみるためにライブBD「Hello! Project 2023 Winter ~TWO OF US~」で女声を確認しましょう。23年2月に中野サンプラザで行われた無歓声ライブなので、生歌の声がよく聴こえます。やはりさきほどのCDの印象同様、やや高音域が華やかに拡がりますが、演色は一切ないのが好印象。たくさん登場する各メンバーの声の違いもしっかり描き分けます。打ち込み系の低音域のリズムがハイスピードに弾け、中域に被らないようチューニングされているので声が明瞭、とても聴きやすいです。
■強力な低音にビックリ!お好みで鉄製スタンドも
ちなみに、このスピーカーに限ったことではありませんが、ブックシェルフスピーカーは置き場所やスタンド等で大きな違いが生じます。今回も大きくサウンドを変えてしまうインシュレーター等は使わず、木製のデスクや家具に直置きしています。
とくにこのモデルの場合、背面にある「X-Port」がかなりのキモと思われるで、後ろは壁から離すことが大切で、本棚に押し込んだりするのはNGです。
エンクロージャーは結構堅牢なので、木製のラックや棚の上に置いても、よほどバンピーでなければ影響は少なそうです。
底部にはゴムのフットが付いています。しっかりした棚の上なら直置きでも実力を発揮します
もっとも低音域は強力なので、スピード感を生かして引き締めたい人であれば、しっかりした鉄のスタンドがよさそうです。
堅牢な鉄製スタンド等の上に置くとスピード感アップ!
■まとめ パワフルなアンプで広大な音場とハイスピードサウンドを!
今回はお借りしていませんが、フロア型スピーカーの資料を見ても基本的に“音場重視型”の香りがします。分析的に細かい定位感を求めたい方や、声が前に張り出してくるフェチっぽい聴き方をしたいという人よりも、スケール感とスピード感の両立した低域、華やかに拡がる高音域を生かしたフロアを音が満たすような再生を求める人にオススメです!
価格はリーズナブルですが、アンプを奢ってあげれば上げるほどメキメキと実力を発揮します。パワフルなデジタルアンプを搭載したAVアンプなどと組み合わせて、パースペクティブな映像作品も楽しんでほしいです。
アバックの隠れ覆面レビュワー「ラビットBW」です。もしもネットでポチったらどうなるか?を一般消費者目線で忖度なしに「白黒」判定すべく自宅リポートします!
選りすぐりのアバック販売商品、レビュー一覧はこちらから!
今回はお借りしていませんが、フロア型スピーカーの資料を見ても基本的に“音場重視型”の香りがします。分析的に細かい定位感を求めたい方や、声が前に張り出してくるフェチっぽい聴き方をしたいという人よりも、スケール感とスピード感の両立した低域、華やかに拡がる高音域を生かしたフロアを音が満たすような再生を求める人にオススメです!
価格はリーズナブルですが、アンプを奢ってあげれば上げるほどメキメキと実力を発揮します。パワフルなデジタルアンプを搭載したAVアンプなどと組み合わせて、パースペクティブな映像作品も楽しんでほしいです。
アバックの隠れ覆面レビュワー「ラビットBW」です。もしもネットでポチったらどうなるか?を一般消費者目線で忖度なしに「白黒」判定すべく自宅リポートします!
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¥62,370
税込
商品コード: R100BRN
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