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トップ » インプレッション » YAMAHA AVアンプ「CX-A5200 MX-A5200」
製品インプレッション ACアンプ
CX-A5200 MX-A5200

 ヤマハの一体型AVアンプであるRXシリーズに続き、プリアンプCX-A5200にもシネマDSP再生の新機軸となる「SURROUND:AI」機能が搭載されたことが大きな話題となっているが、それに加えて今回は、彼らがこれまでトライする機会をうかがっていたモノづくりのすべてが注ぎ込まれている点にも大いに注目したい。

 マルチチャンネル再生の鍵を握るDACには、前作同様ESS社のチップが採用されているが、このチップを最新のES9026PROに換装し、歪みとノイズを極限まで低減している。実データ上で8dBも改善されているということだが、使いこなしが徹底していないと換装しただけではこの数値は出てこない。これにより、純度の高い7:2:4のアトモス音声の出力を可能にしている。

 もう一つCX-A5200を見て感心したのが、電源トランスだ。前作では50VAの容量だったが、これを2倍の100VAに高めた。このサイズは、もはやプリメインアンプ並みである。さらに3mm厚の黄銅をベースに敷き、振動対策も行なった。試作時には様々な材料を検討したそうだが、音のダイレクト感を買って選んでいる。また、シャーシの底板に1.6mmの鋼板を用いて低音域の強化を図った。

 マルチチャンネル・パワーアンプMX-A5200にも細部にわたり徹底したチューニングが施された。11chのパワートレインについては前作からその基本は大きく変わっていないが、グラウンドの共通化を図る「GNDセンシング回路」を設けて信号用のグラウンドを分離しセパレーションとS/N比の改善を行なったほか、電源ラインの線径を太くして低インピーダンス化を実現し総合的なドライブ力を高めている。

 また、フロントL/R用に指定されたチャンネルはBTL接続が行なえるので、7:2:2、もしくは5:2:4というスピーカーレイアウトならフロントL/Rチャンネルを強化することが可能である。

 低重心化と低共振化を実現するため、1.6mm厚のサブシャーシとフレームを強固に連結し、さらに剛性を高めるため底板に2mm厚の鋼板を加えているので前作より1mm背丈が伸びている。

 

 CX-A5200とMX-A5200をカップリングしてCDを再生してみると、ヴォーカルソフトでは声がしっかりと立つ。音場もぐっと深くなり、全体に解像感の上がった様子がよくわかる。ただ、このモデルの組み合わせはやはり映画ソフトで本領を発揮すると言ってもいいだろう。UHD BDの「グレイテスト・ショーマン」を再生すると、音の豪華さに惹き付けられる。とりわけ低音域にかけての表現力アップには目を見張るものがあった。重厚感が加わり腰砕けしない低音域の伸びやかさは、前作同士のカップリングでは望めなかった部分である。 とりわけAVプリアンプCX-A5200の躍進は凄まじいので、強力なパワーアンプとの組み合わせてもう一歩踏み込んだ音世界も味わってみたい気持ちになった。

 

 「SURROUND:AI」の効果はオンスクリーンで表示できるが、これを見なければシネマDSPがどこでどう変化したのかわからないほどシームレスに繋がっている。これこそシネマDSPの究極の形だといっても過言ではない。「SURROUND:AI」はデフォルトでオンになっているということだが、それほどの自信作であることも頷ける。

 

 主要な部分への積極的な投資と細部をリファインした成果がしっかりとサウンドに反映されていることが何よりも嬉しい。ぼくはオーロ3Dへの願望はないが、ここまでレベルアップが可能なら、次回作ではぜひともトップ6ch仕様のAVプリアンプを望みたくなる。いずれにしても強烈な音の魅力を放つ今後のヤマハの指針を示したモデルとして大いに心が躍った。

CX-A5200 MX-A5200
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