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トップ » インプレッション » DENON AVアンプ「AVC-X6500H」
製品インプレッション ACアンプ

 昨年リリースされたAVC-X8500Hは久々に感動を与えてくれる一体型AVアンプだった。低音域にかけての量感を失うことなく、ダイナミックにして緻密な再現力を備えていたからだ。ここで紹介するAVC-X6500Hはその直系モデルだが、その内容はAVC-X6400Hの単なるリファインにとどまらず、上位機のエッセンスを受け継ぐ渾身の製品に仕上っている。

 AVC-X6500Hはさすがに13chのパワーブロックを搭載することは叶わずに11ch仕様ながら、AVRからAVCへとモデル名の変更が示すように、チューナーを内蔵しない純粋なAVアンプへと変身を遂げている。回路構成も上位機と同様の完全分離独立型。電源部を強化しドライブ能力を高めたディスクリート構成のパワーブロックも健在である。

 DACは前作と同じ旭化成のAK4458VNを採用。8ch仕様なので2基搭載されている。しかもこのDACを性能の限界で使うのではなく、AL32プロセッサで32ビットに拡張したのち、余裕を持たせた192KHz/32ビットで動作させて波形再現性を高めていることも特徴だ。

 CDを使った2ch再生を行ってみると、ヴォーカルはクリアかつスムースなサウンドを聴かせる。正直なところ、これほど歪み感が減っていることに少しばかり驚いた。AVC-X8500Hにおいても低歪みに感心したし、S/N感の高まりがローレベルの静けさをよく醸し出していたが、このモデルもその部分では相似形といってよく、大編成のオーケストラを聴いても鮮烈でクリア。量感では上位機に一歩譲るものの、立ち上がり・立下りともに丁寧で煩くならない点には好感が持てる。

 UHD BDの映画ソフトを再生すると、全ch同一設計の恩恵が奏功し、チャンネル間の親和性が高まることでスムースな音の繋がりがもたらされている。「パッセンジャー」の後半で繰り広げられる宇宙船内の原子炉がトラブルを起こすシーンでも、船内の空間の響きと爆発音をしっかりと捉えていた。とにかく音が砕けず、芯をしっかりと掴んで描き出すのである。上位機AVC-X8500Hとの価格差を考えれば、健闘という言葉以上の魅力を感じさせる鳴りっぷりだ。

 まさにAVC-X6400Hのユーザーが聴いたら地団駄踏みそうな再現力といってもいいが、それほどAVC-X6500Hは上位機AVC-X8500Hに揉まれて完成したことを窺い知ることができる。オーロ3Dへの対応もオーケストラなどのソフトを試聴したいユーザーに歓迎される点だが、やはり基本がしっかり仕上がっていないとマルチchでの再生は楽しくならない。AVC-X6500Hは、そうした期待を裏切らないオールマイティな対応力を備えた、いま最も旬なAVアンプだと思う。

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